| The World/ World Map of Dunbine (Westward Countries) | ||||
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ミの国 Kingdom of "Mi"
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■北にラウ、南にア、南西にクという強国に囲まれた地理に存在する国。それがミの国である。王城は、レッドバーの湖に面するキロン城。 ■物語では、国々の過去の関わり合いが語られていないので、想像の域を出ないが、ミの国はラウとアの狭間にあって、アの国のに対して依存関係があったように思える。 ■ギブン家と共謀してアの国を攻めようとしたこと(これはドレイクのでっち上げだが)をドレイクはアの国に対する「謀反」だと断定した。断定した上でアの国王フラオンにミの国攻めの許可を取り付けている。一国の国の行為は、他国にとって不快であったとしても、それを「謀反」という言葉を使って責めたりはしない。しかし「国と国の関係は対等」という建前より、その両者の力関係でものごとは動いていくのが現実である。あるいは、その建前自体、コモンには存在しないのかも知れない。 ■また、ラウの国王フォイゾンは、血縁関係があるにもかかわらず、ミの援軍要請を断っている。それどころか、一人娘である王妃パットフットが、国を追われ帰ってきたにもかかわらず、受け入れず放逐してしまった。両国の関係は完全に冷え切っていたことを、物語っている。 ■ミの国王ピネガン=ハンムとパットフットは、駆け落ちの末、結ばれたという。村娘の駆け落ちという訳でなく、ラウという大国の姫君と小国の国王の駆け落ちである。どれだけの人の、そして国々の思惑が飛び交ったのだろう。おそらく、親と子の軋轢だけには止まらず、周辺の国々を巻き込む大事件だったに違いない。緩衝地帯でこれだけのことが起これば、列強は先を争ってこの問題に首をつっこんだことだろう。ミの国としては、パットフットを奪い返そうとするラウの圧力を押し返すために、アの国に頼らざるを得なかったのかもしれない。 ■とりとめのない想像にしかならない。が、フォイゾン王が本心を偽り苛烈なまでにエレ親子にとった冷たい態度は、家臣達に見せるためであったはずだ。そうしなければならなかった過去。その過去を払拭するためにとったフォイゾンの態度。運命を静かに受け入れたパットフット。そうした免罪符を手に、はじめてエレはラウの女王になれたのかもしれない。 ■ミの国は滅んだ。コモンの世界で一国の興亡は珍しいことではない。しかし、バイストン・ウェルの歴史上で初めてのことが起きた。オーラマシンによる蹂躪で国が滅んだということである。単なる地方領主がひとつの国を滅ぼしたことに、諸国は驚き、オーラマシンの存在に恐怖した。 |
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